IKEAから発売されたスマート照明 KAJPLATSは、利用できる色の範囲が従来よりも広がり、空間演出のバリエーションが広がりました。

今回は IKEA KAJPLATSの調光機能とその設定方法を紹介します。

IKEA KAJPLATSとは

IKEA KAJPLATSは 2026年4月から国内でも発売開始された IKEAのスマート照明です。

大きな特徴は以下の 2つ。

  1. Matter over Threadで、Matterコントローラーと直接繋がる
  2. 従来よりも色範囲が広い

この 2つの特徴の内、1. に関しては過去に以下の記事で取り扱いました。

今回は、もう 1つの KAJPLATSの特徴である調光機能について紹介します。

KAJPLATSの色範囲

調光機能につきまして、IKEAがこれまで販売していたスマート照明 TRÅDFRIからどう変わったかと言いますと、色範囲が広がりました。特に青系統の色をよりはっきりと出せるようになっています。

下図左のものが旧モデル「TRÅDFRI」の商品ページの画像、右図が「KAJPLATS」のもの。白色光だけでなく、原色に近い色も表現できていることが何となく分かるでしょう。

ご購入を検討される際に注意していただきたいこととして、KAJPLATSには「ホワイトスペクトラムモデル」と、「カラースペクトラムモデル」があります。ホワイトスペクトラムモデルは白色を中心として「オレンジっぽい白」から「青っぽい白」までの色しか出せません。

上の写真のように、より広い範囲の色彩で空間演出をしたい場合はカラースペクトラムモデルを買うと良いでしょう。ただ、カラースペクトラムモデルのお値段はホワイトスペクトラムモデルの 1.3倍です。

また、家庭用の電球はソケット口径が 17 cmのものと 26 cmのものがありますので、事前にご自宅のソケット口径を調べておきましょう。

設定方法

以下では、調光機能の設定方法と、各設定で出来ることの違いを紹介します。

リモコンによる調光

BILRESAというリモコンとペアリングさせると通常の電球と同じように、リモコン操作できるようになります。BILRESAは「デュアルボタン」と「スクロールホイール」の 2タイプがありますが、できること自体はそんなに違いはないので、使いやすそうな方を選べばよいかと。

通常の電球と違って明るさや色を変えられるのが KAJPLATSの特徴ですが、BILRESAでは「ボタンの短押し/長押し」や「短く 2回押し」などを組み合わせることで、KAJPLATSを操作します。

取説に詳しい説明がありますが、KAJPLATSと BILRESAをそれぞれペアリングモードにして近接させるとペアリングでき、1つの BILRESAで複数の KAJPLATSと接続可能です。

この接続作業を省略したい方はスターターキットというものも売っているので、1個目はこちらもおススメ。ただ、KAJPLATSが複数になってくると操作が面倒になってくるので、そうなった場合には後述の Matterシステムによる操作を使った方が楽でしょう。

ハブ DIRIGERAによる調光

IKEAのハブ「DIRIGERA」を使うと、DIRIGERA経由でスマホから KAJPLATSを操作できるようになります。KAJPLATSが複数になってくるとリモコンで操作するよりこちらの方が楽になってきますし、ペアリングも簡単です。

ペアリングに際しては、 KAJPLATSを通電した状態で IKEA Homeアプリを開くと「新しい製品を見つけました」という通知が来ます。その指示に従い、同梱の説明書に描かれた Matter接続用の QRコードを読み取れば接続完了です。

DIRIGERAを経由し、IKEA Homeアプリで KAJPLATSを使う場合には、「アダプティブ照明」という機能が利用できます。これは時間に応じて照明の明るさと色を連続的に変化させてくれる機能です。

アダプティブ照明は以下の記事で詳しく扱っています。下記事ではホワイトスペクトラムモデルのスマート電球を使ったため色範囲が狭いですが、カラースペクトラムモデルの KAJPLATSであれば、より広範な色彩を楽しめるかと。

他社製 Matterコントローラを使用する

Amazon Alexaや Google Nestをお持ちの方は、Amazonや Googleのエコシステム内でも KAJPLATSを操作できるよう設定できます。既に IKEA DIRIGERAと接続している場合には、製品の設定(右上のスパナ型アイコン) > 「ほかのシステムで操作する」を選ぶと Matterのペアリングコードが表示されますので、これをコピーして、追加したいエコシステム内でこのコードを入力して接続してください。

IKEA DIRIGERAをお持ちでない方であっても、Matter over Threadで接続できるところが KAJPLATSの良いところ。この場合、KAJPLATSをペアリングモードにした状態で、Matterの接続用 QRコードをスマホで読み込むと、ペアリングが開始されます。KAJPLATSをペアリングモードにするには、明かりを素早く on/offさせる儀式が必要になります。「KAJPLATS ペアリングモード」などで検索すれば詳しく説明されている動画等が出て来るはずです。

他社製 Matterコントローラではアダプティブ照明機能が使えませんが、IKEA製でないモーションセンサと組み合わせて自動化ができますので、できることの幅が広がります。

IKEA Homeで操作
Aqara Homeで操作