SmartWingsの電動ブラインドが日本に初上陸しました。

環境にやさしく高性能で、アメリカを中心に国際的な評価を得ています。こだわり抜かれた生地とカスタマイズ性の高さも魅力です。

しかし、種類が豊富すぎてどれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、SmartWingsの電動ブラインドの選び方から購入方法まで、丁寧に紹介します。

SmartWingsの電動ブラインドがおすすめの理由

SmartWingsは、アメリカで広く支持されているスマート電動カーテンブランドです。

注文を受けてから製作する受注生産のため、豊富な選択肢の中からカスタマイズできます。洗練されたデザインと多彩な機能に加え、価格を抑えたコストパフォーマンスの高さも評価が高いポイントです。

  • 日本の基準をクリアした高い信頼性
  • スマートホーム標準規格Matter対応
  • 優れた機能性
  • 豊富なカスタマイズ性
  • 安全性の高いデザイン

これらの特長について詳しく紹介します。

日本の基準をクリアした高い信頼性

SmartWingsの電動ブラインドは、日本の電波法令で定められた技術基準に適合している「技適マーク」を取得しています。

海外製のスマートホーム製品は、このマークがないと法令違反となる可能性がありますが、SmartWingsは日本での利用を前提に必要な認証をクリアしているため、安心して使用できます。

さらに、OEKO-TEX®やGREENGUARDなどの国際的な認証も受けており、安全で環境にやさしい製品として高い信頼を得ています。

スマートホーム標準規格Matter対応

特に注目すべきは、Matter規格に対応している点です。

Matterは世界的に普及が進んでおり、これに対応することで、さまざまなスマートデバイスとシームレスに接続できます。
例えばGoogleアシスタントやAlexaなど、異なるメーカーのデバイスともスムーズに連携可能です。

Matter over Thread技術の高速で安定した接続により、ストレスなく操作できるのも嬉しいポイントです。
将来的にMatterの新バージョンがリリースされてもアップデートが提供されるため、長く安心して使い続けられます。

優れた機能性

SmartWingsの電動ブラインドは、UVカット・省エネ効果・プライバシー保護といった実用的な機能性に優れています。

操作方法も多彩で、付属のリモコンはもちろん、アプリや音声操作にも対応しています。

例えば「映画を見る」といった一言で、複数のスマートデバイスと連携して部屋の環境を整えるシーンコントロール機能が利用できます。

また、日の出・日没に合わせた自動開閉機能もあり、生活リズムに合った使い方ができます。

豊富なカスタマイズ性

SmartWingsは製品ラインナップとカスタマイズ性が豊富です。
遮光性や生地の種類、色、サイズが幅広く用意されており、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて自由に選べます。

まるでオーダーメイドのような感覚でぴったりのブラインドを見つけられる点が、アメリカを中心に人気を集める理由です。

安全性の高いデザイン

SmartWingsは、お子様やペットがいる家庭でも安心して使えるよう、安全性を第一に考えて設計されています。
コードレスデザインを採用しているため、ひもやチェーンによる絡まり事故のリスクを根本から解消しています。

また、静音性に優れた特殊モーターを搭載しており、電動ブラインドの動作音が気になりません。
日常生活の静けさを妨げず、快適な居住空間を保ちます。

SmartWings電動ブラインドの選び方|失敗しないための2つのポイント

SmartWingsの電動ブラインドを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくことで、後悔のない買い物ができます。

  • 生地の種類を知る
  • 正しく計測する

理想の電動ブラインドを見つけるための重要な2つのポイントについて解説します。

1. 生地の種類を知る

SmartWingsの電動ブラインドは、豊富な生地のバリエーションが魅力です。
部屋の雰囲気や目的に合わせて、最適な生地を選ぶことが、理想の空間作りに繋がります。

ここでは、主な生地の種類を紹介します。

ブラインド種類生地シェードタイプ遮光率
Aventus アヴェンタス立体感のある織り目で、存在感のあるデザイン。紫外線を遮りながら、柔らかく光を取り入れる。ロールスクリーン・1%透過率
・3%透過率
・5%透過率
Bouvardia ボウバルディアビーチや珊瑚礁を思わせる色彩が、両面に丁寧に施されている。緻密に織り上げられた生地で遮光性も高い。ロールスクリーン・100%遮光 両面タイプ
Eclipse エクリプスミステリアスなダークカラー。空間に大胆さと奥深さを演出。ロールスクリーン・遮光100%
Twilight トワイライトロールスクリーン・遮光60%/70%
Essential エッセンシャル伝統的な織物に着想を得たデザイン。光をやわらかく取り込み、空間にさりげない温もりと奥行きをもたらす。ロールスクリーン・遮光100%
・遮光70%
Linen リネンブラウンを基調とした絶妙なテクスチャー。手触りはやわらかく、ミニマルでモダンなインテリアスタイルとも相性がよい。ロールスクリーン・遮光100%
・遮光70%
PVC紫外線をカットしながら、光をやわらかく取り入れる。室内からも屋外からも、霞がかったような神秘的な表情を見せる。ロールスクリーン・遮光50%
Safari サファリシルクの光沢と色彩が、絶妙なバランスで魅力的。3色の糸で織りなす模様は、まるで古代ギリシャのレリーフ。ロールスクリーン・遮光100%
・遮光70%
Clio クリオローマンシェード・遮光60%
Vigor ヴィガー縦糸と横糸を交差させる織り技法により、美しい十字模様としっかりとした密度を実現。やさしい手触りが特長。ロールスクリーン・遮光100%
Vinyl ビニールPVC素材から作られたビニール生地で、スタイリッシュな見た目。お手入れがしやすく、UVカット性能が高い。ロールスクリーン・遮光100%
Astrid アストリッド繊細で上品な質感とやわらかな肌触り。厚みがあり遮光性が高い。ゼブラシェード・遮光90%(ボーダー幅95mm)
Eloise エロイーズ天の川を思わせるシルキーな質感と鮮やかなパターン。光をうけて煌めき、華やかな存在感を放つ。ゼブラシェード・遮光60%(透け感あり ボーダー幅75mm)
Ingrid イングリッドクールな色合いを基調とし、立体感があり神秘的。ヨーロッパ建築のような端正な空間とも美しく調和する。ゼブラシェード・遮光85%(ボーダー幅95mm)
調光ロールスクリーン二層のストライプ生地。透明層と遮光層が交互に配置され、リモコンで光量を調整できる。ゼブラシェード・遮光60%(ボーダー幅95mm)
Aphrodite アフロディーテラミー(麻)や竹、和紙、リネンなどのサステナブルな自然素材が丁寧に手織りされている。通気性が良く、軽くて丈夫。織然(しょくぜん)シェード・遮光100%
・遮光70%
・遮光50%
Orithyia オリシア竹や藁を使って手作業で織られた生地。田舎や海辺のコテージにいるような、心安らぐ雰囲気を演出。織然(しょくぜん)シェード・遮光100%
・遮光70%
・遮光50%
Persephone ペルセポネ相反する質感の自然素材を絶妙なバランスで両立させる。神話や自然の美しさが感じられる生地。織然(しょくぜん)シェード・遮光100%
・遮光70%
・遮光50%
織然(しょくぜん)天然のストロー仕立てで風通しがよく自然な香りが漂う。藁素材ならではのしなやかさで耐久性が高い。織然(しょくぜん)シェード・遮光100%
・遮光70%
・遮光50%
Astraea アストラエア表面にはさりげない横方向のラインが走り、エレガントな質感。どんな空間にも穏やかで上質な雰囲気をプラスする。ローマンシェード・遮光100%
Iris アイリスニュアンスカラーが織りなす奥行きと豊かさが魅力。落ち着きのある洗練された雰囲気を演出する。ローマンシェード・遮光100%

例えば、アフロディーテやペルセポネのような天然素材の生地は、自然な風合いで部屋に温かみをもたらします。

一方、エクリプスやイングリッドのようなダークカラーは、モダンで洗練された空間を演出します。

2. サイズを正しく計測する

サイズを測る際は、シェードのタイプや取り付け方法ごとに計測方法が違うため、注意が必要です。

シェードタイプ

ロールスクリーン

光を柔らかく分散させ、開放感ある空間にします。遮熱性とUVカット効果も高いです。

ゼブラシェード

調光機能で光を自在にコントロールしつつ、外部からの視線を遮ります。景色の良い窓辺や、日当たりの良い部屋に最適です。

織然(しょくぜん)シェード

竹やジュートの自然素材を使用した素朴でナチュラルな空間に調和します。

ローマンシェード

洗練されたデザインが魅力です。UVカットや省エネ機能も備え、空間に上品さと実用性をもたらします。

以下はシェードタイプ別の製品一覧です。

取り付け方法

「天井付け」と「正面付け」の2種類があります。

天井付けは、窓枠内や天井からカーテンレールが出るように設置する取り付け方法です。
一方、正面付けは、壁からカーテンレールが垂直に出るように設置します。

自宅の窓がどちらの取り付け方法か確認しましょう。

実際の注文の流れ

ブラインドの注文ページでは、多くの項目をカスタマイズできます。
迷わずスムーズに注文できるよう、ここで手順を確認しておきましょう。

ブラインドの種類を選ぶ

ブラインド選びで重視するポイントは、見た目や機能性、素材など人それぞれです。
生地やシェードタイプ、遮光率などを考慮しながら、ライフスタイルに合わせたブラインドを選びましょう。

幅と高さを入力する

幅と高さを入力するため、こちらの計測方法を参考にし、正確に測ります。

サイズの計測方法は、以下によって異なるため、しっかり確認しましょう。

  • シェードタイプ
  • 取り付け方法

たとえば、シェードタイプがロールスクリーンで正面付けの場合、以下のような計測方法になります。

ここで注意点があります。
ロールスクリーンで正面付けの場合、窓枠の高さと幅をそのままサイズとして入力するのではなく、それぞれにプラス7.6〜15.2cmをしたサイズで注文します。

つまり、窓枠外寸高さが126cmだとすると、

126cm+7.6〜15.2cm=133.6〜141.2cm

高さは133.6〜141.2cmの範囲で注文することになります。

シェードタイプと取り付け方法によって計算方法は異なるので、詳しくはこちらを参照してください。

取り付け方法を確認する

ブラインドの取り付け方法を「天井付け」と「正面付け」のどちらか選択します。
自宅のカーテンレールを確認しましょう。

リモコンの有無を選択する

初期設定のためにリモコンが必須です。
オプションにはなりますが、初めて購入する方は、リモコンをつけるのを忘れないでください。

基本的にリモコンは一台あれば十分です。トラブルや調整を変更したいなどがなければ、2回目以降の購入では、「なし」を選択します。

モーター位置を決める

モーターの位置は右か左を選べます。今回は壁側になるよう右側に配置しました。

なお、モーターは充電式でコードがなく、見た目がすっきりしています。
充電はUSB Type-Cケーブルやソーラーパネルで行え、一度のフル充電で約4〜6ヶ月動きます。

シェードボックスを選択する

ブラインド上部のシェードボックスを選択します。
ブラインドの種類によっては、選択がない場合もあります。

標準

ファブリック

スクエア白

スクエア黒

ボトムバーを選択する

ブラインド下部のボトムバーを選びます。
ブラインドの種類によっては、選択がない場合もあります。

標準

ファブリック

スクエア白

スクエア黒

ロール方向を選択する

ロール方向は、ロールが巻かれる向きです。以下の2種類から選びます。

  • 標準
  • 逆巻き

標準

生地が窓側に垂れ下がり、遮光とプライバシー保護に向いています。

逆巻き

生地が窓ガラスから離れて室内側に向かって垂れ下がります。

遮光サイドプレートの選択をする

遮光サイドプレートは、隙間からの光を防ぎ、遮光性を高めるためのオプションです。以下の2種類から選びます。

  • サイドプレート
  • ガイドレール

遮光サイドプレートは、耐久性に優れたポリスチレン製のL型アングル部品です。
取り付けは、ネジで固定する方法と3Mテープで貼り付ける方法の両方に対応していますが、内付け取り付け専用設計です。

ガイドレールは、遮光ブラインドの隙間を覆うU字型部品で、ベランダに続くドアや窓の内外に設置できます。
ブラインド操作時の騒音を減らすモヘアシートが装備され、ブラインド生地の保護にもなります。

トラブルに備える保証・サポート

SmartWingsの電動ブラインドは、すべての製品のモーターとコントローラーに3年間の保証が付いています。

万が一の故障や不具合が発生した際も、サポートを受けられるので安心して、長く快適に使用できます。

SmartWingsの電動ブラインドの注文はこれでバッチリ

SmartWingsは、アメリカで人気のスマート電動ブラインドです。日本の「技適マーク」も取得しており、安心して利用できます。

購入時には「生地の種類」と「サイズの計測」が特に重要です。
注文サイズは、シェードタイプや取り付け方法ごとに計測方法が異なるため、正しく測りましょう。

次回は、実際に届いたブラインドの設置方法から使い心地まで、徹底的にレビューしていきます。