オートロックやスマートロックは未だ工事が必要なイメージがあり、賃貸には導入できないとお考えの方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
近年では、工事不要で後付けでき、安価かつ防犯性も高いスマートロックが購入できるようになりました。一人暮らしの賃貸でも十分にその効果が発揮できるということを、実際に賃貸暮らしでスマートロックを導入した筆者が力説していきます。
韓国と日本のスマートロック事情
韓国では備え付けのオートロックが大変普及しております。韓国ドラマには電子式のオートロックがしばしば登場するそう。
対して日本では普及しておりません。これは日本における伝統的なシステムとオートロック導入が相容れなかったためだと聞き及びました。日本のドア形状は種類が多く、また、賃貸であれば鍵を交換するのに大家さんの許可が必須です。海外では入居者自身が鍵取り付けの工事を行う場合も多いそう。結果として工事が必要なオートロックの取り付けは費用がかさむ上、設置までの手続きも大変面倒なものになってしまいました。
韓国の場合は、サムスンが都市部の住宅に対し、備え付けオートロックの導入を強力に推進していったという背景もあり、環境が整えられているようです。
セサミ
そういった現状に切り込んだのが Candy House社開発の「セサミ」というスマートロックシリーズです。従来のオートロックと違って工事不要で後付けでき、スマホアプリと連携して遠隔操作もできます。
キャンディハウス SESAME 5 セサミ5 スマートロック オートロック 鍵 スマホで操作 Alexa Google Home Apple AppleWatch 遠隔対応 工事不要 後付け
※ギフト包装をご希望の場合は、ご注文手続き画面にて無料でご指定いただけます。注意事項が記載されておりますので、ご確認をお願い致します。
セサミシリーズはサムターン式の住宅鍵に対応しています。日本も含めて世界中の鍵の規格を調べ尽くし、可能な限り多くの鍵形状に対応するスマートロックの開発に取り組んできました。
ドアの内側の取手部分に覆いかぶせるようにセサミを設置すると、スマホ等からの無線通信で動作し、内側から鍵を開けてくれる、という仕組みです。

ご覧の通り、価格もかなり抑制的です。過去の工事が必要なオートロックは平気で数万円、場合によっては数十万円を要求していたことを考えれば格段に安くなっていますし、気軽に試せる価格になってきたのではないでしょうか。
賃貸の場合はサムターン式の錠を採用している場合が多いので、日本の伝統的な家屋よりは賃貸の方がスマートロックを導入しやすい状況になっています。
粘着テープによる簡単取り付け
気になる取り付け方法ですが、セサミの場合は粘着テープで貼り付けます。ゆえにネジ穴を開ける必要もなく、賃貸物件であっても安心して導入できますし、退去時には跡を残さず取り外せます。
しかし逆に、粘着テープだと剥がれ落ちたりしないのか?と不安になるかもしれません。筆者も以前は粘着テープに漠然とした不信感を抱いていました。「どうせ勝手に剥がれるんだろう」と。
が、粘着テープ、両面テープ界隈も日進月歩で進化しているようです。筆者は取付けを一度ミスして、貼り付けた後に本体を剥がしたのですが、非力だったのでかなり苦労しました。それ以来、3Mの粘着テープにそれなりの信を置いています。
それでも心配ならば、ホームセンターで家具固定用の強力な粘着テープを購入することをおすすめします。500円くらいで買えるでしょう。筆者のように貼り付けをミスした際にも使えるので、今後ともスマートホーム導入をご検討の方には便利な何かと便利な一品です。
賃貸ならではの注意点
以下では賃貸ならではの注意点や心配事について解説します。
電池の減り
セサミ本体は大変電池の持ちがよく、1年経っても 15%ほどしか減っていません。毎日使っていてこれです。
ただし、周辺機器はそうもいきません。特に顔認証を可能にするための「セサミフェイス」を導入したご家庭では電池の減り方が著しく速い、という話を耳にします。
Candy House公式様が twitter上で回答した内容によると、人の往来が多い場所だと電池の減りが速くなるそうです。集合住宅におきましては、角部屋ならば問題ないかもしれませんが、階段やエレベーター付近のお部屋に設置すると、電池交換頻度が増えて大変かもしれません。
対策としては、顔認証距離を短くすることが挙げられています。
こちらについて詳しくはセサミフェイスについての記事で紹介しておりますのでご参照ください。
太陽光による認証の阻害
上述したセサミフェイスは、赤外線を照射して人の顔形状を読み取る仕組みらしいのですが、日差しの強い環境下では太陽光に含まれる赤外線が認証を阻害してしまうことがあるそうです。
持ち家であれば玄関先に庇を設ければよいかもしれませんが、賃貸の共用部に勝手に物を設置することはできません。直接日光が当たるような形のお住まいであれば、顔認証ではなく、指紋認証などを利用する方が無難です。
締め出しリスク
特に一人暮らしの方にとっては自宅から締め出されるというのは生死に関わる一大事ですが、スマートロックの故障によって電子的に開錠できない可能性が僅かながら存在します。
スマートロックを使えばドア開閉の度に物理鍵を取り出す必要はなくなりますが、上記のような事例がある以上、物理鍵は未だ必要であることは覚えておきましょう。





