スマートロックに使われる電池には様々な種類があり、中には普段あまり使わないような種類の電池が必要とされます。特に CR123と呼ばれる電池です。

この電池、どこで買えるのか?また、どこで買うのがお値段的にベストなのかを調べてみました。

「単」じゃないときもある電池

先日(2026年6月)発売された Aqara の J200というスマートロックは充電池を内蔵したタイプでした。充電式の場合、モバイルバッテリーを使えば取り外さずとも充電できるというメリットがあるものの、半年に 1回程度の充電が必要になるそうで手間は増えます。

また、この J200とペアになるキーパッドの方は使い捨ての電池交換式で、単4電池が必要です。

別のメーカーのスマートロックを見てみると、Candy Houseや Switchbotのものは電池交換式です。ただし、CR123という聞きなれない型式の使い捨て電池を要求してきます。

Aqara J200 とキーパッド

CR123電池

この「CR123」という電池、よく聞く「単3」とか「単4」とかの電池とは寸法が異なるので、互換性はありません。瞬間的に大きな出力を得ることができるため、スマートロックのみならず、カメラや電動工具に利用されているようです。

因みに、「CR123」という名称の頭に付いているアルファベットは、正極・負極・電解液に使われる材料の組み合わせを表したもので、「C」は正極に二酸化マンガンを用いたリチウム電池を意味します。「R」は円筒形であるという意味、「123」が表しているのは寸法です。

「CR123A」のように、後ろにもアルファベットが付くことがありますが、これは単なるメーカーのラベルです。後ろのアルファベットが違っても互換性がありますので、どれを使っても問題ありません。

左:単4、中:単3、右:CR123

店舗によるお値段の違い

単3や単4の電池はどこでも買えますし、どこで買っても似たような値段だと思います。他方、CR123電池は国内流通量が少ないからなのか、そもそも取り扱っている店舗が少なく、場所によって値段が大きく異なります。

私の観測結果では 4倍くらいの差があり、流石に驚いたので共有させていただければと。

コンビニ

コンビニ、大きめのスーパー、百円ショップなどには電池コーナーがありまして、単3や単4などのよく見る電池は売っているのですが、CR123電池は売っていませんでした。

いわゆるボタン電池と呼ばれるような平たい電池で、「CR1216」やら「CR1220」やら、名前の似たものはいくつか見つかりましたが、先述の通り、これらと「CR123」は寸法が異なります。

家電量販店

大きめの家電量販店に行けばあらゆる種類の電池が用意されておりまして、CR123電池も扱っていました。

Panasonicの CR123電池 4個入りが税込みで丁度 3000円くらい。単4電池と比べて高すぎやしないかとびっくりして二度見しました。

近くのドラッグストアに行ったときにも見つけましたが、家電量販店よりもさらに高価でした。

Amazon

世界最大の ECサイト Amazon様で上と同じ製品の値段を見てみると、税込 1810円。別のメーカーのものであれば、4個入りで1000円程度のものもありました。

送料が別とはいえ、ECの方が 1000円以上も安いとなると、実店舗の存在意義とは?と考えてしまいます。が、こういう需要が少なく寿命が短い(自然放電で徐々に容量が減る)製品については ECの得意分野ということなのでしょう。

家電量販店では、仕入れて余るとそのままロスになり、その分が消費者価格に転嫁されるはずです。ECであれば倉庫で一括管理し、寿命が近い製品から優先的に売り払っていくことができます。

Candy House

私が見た範囲で最も安かったのが、スマートロックメーカー Candy Houseの ECサイトです。1本あたりの価格が税込 163円で、家電量販店のものの 1/4以下となります。

スマートロックメーカーの場合、製品を顧客に送付する際に電池も一緒に付けるので、普段から大量の取り扱いがあり、その分安くできるということなのでしょう。

というか、電池に Candy Houseと記載されているということは自社で電池を作っているということなのでしょうか。皆様も CR123電池をお求めの際には、是非こちらを活用していただければ。