玄関の前でカバンをガサガサ。
「鍵どこだっけ…?」と焦っているうちに子どもがグズグズ、荷物もたくさん。雨の日など天気が崩れているときは、特に大変ですよね。
私も何度か経験しています。
今回、CANDY HOUSE(キャンディハウス)のSESAME 5 Pro(セサミ5プロ)とSESAME Touch(セサミタッチ)というスマートキーを導入してみたところ、想像以上にラクで快適でした!
この記事では、機械音痴で取り付けが不安だった私が設置&設定している様子と、実際に使用している様子を写真付きでご紹介します。初めてでも安心のポイントや注意点なども記載していますので、ぜひご覧くださいね。
家の鍵もスマート化する時代!

「鍵を持ち歩くのって、ちょっと面倒…」「子どもや家族に鍵を渡すのが不安」そんな悩みを解決してくれるのが、スマートキー。
今回、私が自宅ドアへ取り付けたのは、高品質で高コスパと評判のCANDY HOUSE(キャンディハウス)のセサミスマートロック「SESAME 5 Pro(セサミ5プロ)」と「SESAME Touch(セサミタッチ)」です。
機械音痴でスマートロック初心者の私でも、30分以内に完了!写真を撮りながらだったので、実際はさらに早く取り付けられそうです。
それではまず、準備から設置までの流れからご紹介します。
1. 開封&中身チェック!
まずは届いた商品全てのパッケージを開けてみます。

左の画像に写っている商品は、CANDY HOUSEの「SESAME 5 Pro」「SESAME Touch」「Hub3」です。
右側は、今回の記事で取り付け方からご紹介する「SESAME 5 Pro」の中身をピックアップ!以下の内容が入っていました。
【SESAME 5 Proの内容】
- セサミ本体
- 両面テープ付き取り付け台座
- スペーサー(=アダプター)
- リチウム電池(CR123A×2)
- マニュアル
ドライバーなどの工具は不要!他にも何かあるのではないかと何度も確認してしまうほどのシンプルさだったので、「これなら私にもできそう!」と確信しました。
2. 取り付け前の確認:わが家の鍵は対応している?
CANDY HOUSEのセサミスマートロックは、日本で見られる鍵のタイプにはほぼ対応しています。しかも、CANDY HOUSEさんのすごいところは、例え対応していない場合でも、アダプターのオーダーメイドが可能なところ!
オーダーメイドの場合、3Dプリンターでアダプターを作成してくれるのですが、自宅の鍵の写真と注文番号を指定のメールに送るだけでOKなんです。
オーダーメイドや自宅の鍵が対応しているかについては、コチラから確認できます。
取り付け前に、以下の3つをチェック!
- 鍵のつまみ(サムターン)の高さ・幅・奥行き
- 扉の素材(両面テープがしっかり貼れるか)
- ドア枠との干渉がないか
もしも凹凸のある面で粘着力に不安がある場合は、以下のような市販の3M VHBテープにするのもひとつの手です。
<両面テープがしっかり貼れないときのおすすめ代替テープ>
全て、Amazonなどで入手可能です。
製品名 | 型番 | 特徴 |
3M VHB 両面テープ(黒) | 5952 | 粘着力最強レベル。厚手で高耐久。 |
3M 超強力両面テープ(透明) | 4910 | 透明で目立たない。ガラス・金属に◎。 |
住友3M 超強力接着テープ | FAシリーズ | 自動車メーカ各社のラインでも使用されている。 |
ただし、剥がすときにていねいにおこなわないと跡が残る可能性が高いため、特に賃貸物件の場合は注意しましょう。
3. アプリの準備:家族で使える鍵にする第一歩
スマホで鍵を操作するために以下の「SESAME」公式アプリをインストールして、アカウント登録をします。iPhoneでもAndroidでもOK!
Bluetooth・位置情報の許可を求められるので【許可】を選択します。
アプリ内から機器の追加ができ、設定画面もわかりやすかったので、スムーズにできました!
4. 実際の取り付け手順
<ステップ1.まずは電池を入れる!>

注意!
セサミ本体を台座に取り付けた後でも電池を入れられますが、両面テープで貼りつけてすぐに無理な力を加えると、本体が落ちたりズレたりする可能性もあります。そのため、最初に電池(付属のCR123A×2)を入れておくことをおすすめします。
<ステップ2.取り付け位置の確認>

サムターン(鍵のつまみ)のちょうど真上に来るように、台座を仮合わせします。ズレると鍵がうまく回らないので、マスキングテープで軽く仮止めして調整するのがおすすめ。
ドアと「SESAME 5 Pro」の間にすき間ができるようであれば、土台用のアダプターで高さの調節をします。
本来であれば、本体はアダプターを先にドアに付けてから装着するという手順でしたが、私は先に本体を土台用のアダプターに取り付けました。そして、そのままドアに装着。
この方法は時短にはなりますが、ドアとのすき間に細かな調整が必要な場合や張りにくい材質の場合は、ステップ4.の台座をしっかりつけてから本体を付ける手順がおすすめです。
<ステップ3.台座を貼り付ける>

位置が決まったら、汚れがあると粘着力が弱まってしまうため、接着箇所をキレイに拭いてから、台座裏についている両面テープをはがして貼り付けます。
必要に応じて、スペーサー(アダプター)をはさみ、サムターンとの距離を調整します。
ズレにくくするポイントは、両手でグッと30秒以上押し当てて圧着することです!ネジ固定タイプではないので、賃貸でも使用可能なのは嬉しいですよね。
「だけど、両面テープだとはがした跡が不安だな……」という場合は、テープではなくCANDY HOUSEの純正アクセサリーである「超強マグネット」の使用がおすすめです!
<ステップ4.本体をセットする>

本体を付属のネジ4本で台座につけます。私のように、最初に台座とセットアップした状態で張り付けた場合でも、ぐらつきがないかの最終チェックはぜひしておくことをおすすめします。
最後に鍵の施錠・解錠の角度を登録したら完了です!
もしも、うまく作動しないような場合は、右側の画像のようにリセットボタンを押してみるとスムーズに動く場合があります。
<ステップ5.アプリと接続>

アプリを開いて「新しいデバイスを追加」→「SESAME 5 Pro」を選択。Bluetoothで本体が認識されれば、スマホから開け閉めできるようになります。
Bluetooth信号が見つからないとの表示が出た場合は、以下の画像のように、一度スマホ本体のBluetoothがONになっているのかを確認してみてくださいね。

また、アプリの中にSiri音声コマンドがあるのも非常に助かっています。私はスマホにアプリが多く入っているので、探して操作するより「ヘイ、Siri~」とひと声で開閉できるのがありがたいんですよね。コマンドが自由に変えられるのも嬉しいですね。

Hub 3は必要?

スマホがBluetooth圏内であれば、以下の機能は使用できます。
- スマホでの施錠・解錠
- オートロックと手ぶら解錠(アプリ設定が必要)
- 指紋・ICカード(Touch連携)
- 家族とのデバイス共有
「外出先から鍵を開けたい」
そのようなときに必要なのが、Wi-Fiモジュールの「Hub 3」です。
これがあれば、Bluetooth圏外からでもスマホでセサミ5 Proを遠隔操作できます。
接続は3ステップでOK!
1.電源を入れる(USB-Cで給電)
→ モバイルバッテリーやコンセントで常時給電
2.SESAMEアプリで「新しいデバイスを追加」
→ 自動的にHubを検出
3.Wi-Fi情報を入力して接続完了!
→ 2.4GHz帯のWi-Fiのみ対応(5GHzでは接続不可)
設置のポイント
- セサミ5 Pro本体の10m以内。できれば3〜5mの範囲に設置すること(電波が届かないと機能しない)
- 壁や扉が多い場所は避ける(通信が不安定になる)
注意!
- 2.4GHz専用のため、自宅Wi-Fiが5GHzのみだと接続できません!
- スマートプラグでは自動ON/OFFはNG!Hubは常時通電が必要です。
実際に使ってみた感想:子どもを抱っこしていても鍵が開く!
取り付けが終わってから、スマホで鍵を操作したときは、ちょっと感動しました。
「ボタン1つや一声で玄関の鍵が開く」のは、思っていたよりずっと便利なんですね。
私が特に重宝している機能は、以下の2つ。
- 子どもを抱いたままでもスマホで開錠・施錠
- 家族みんなでアプリ共有できる
その他の便利な機能やTouchと連携することでスマホを出さずに解錠する方法については、以下の記事後半でご紹介します!
>>SESAME 5 Pro・Touch 子育てママのリアルレビュー!【後半】
SESAME 5 Proは高品質で高コスパ!簡単に設置&直感的操作
SESAME 5 Proは、初めてのスマートキーにぴったりでした。取り付け作業に不安があった私でも、30分以内に無事完了。
直感的に操作できるため、機械音痴の私もスムーズに使用できています。何より、スマートキーが日常のストレスを減らしてくれているのを実感中。鍵の開閉という些細なことですが、この便利さは、使用してみないとわからないものなんだなと実感しています。
【後半記事】では、「SESAME Touch」の設置&設定から手ぶら解錠の体験レビューをご紹介します!ぜひご覧ください。