キャンディハウスのスマートロック「セサミ5」「セサミ5Pro」と連携して、指紋で解錠できる「セサミタッチ」はとても便利です。
しかし「電池の減りが早い」「交換方法がわからない」といった声もよく耳にします。
本記事では、セサミタッチの電池交換時期や電池の種類、交換方法から寿命を延ばすコツまでをわかりやすく解説します。
セサミタッチの電池はいつ交換する?電池の種類・寿命・確認方法

セサミタッチに慣れてしまうと、鍵を持たなくてもスマホがなくても開けられる便利さと安心感がありますよね。
しかし、すぐだからと何も持たずに外に出ていざ家に入ろうとした際、スマートロックで自動ロックされてセサミタッチが電池切れで作動しなかったらとの不安はありませんか?
そこで、電池の種類から交換するタイミングについてなど、以下3つを解説していきます。
- セサミタッチに使う電池の種類
- セサミタッチの電池寿命はどのくらい?
- 電池が切れて急に動かなくなることはある?
セサミタッチに使う電池の種類
セサミタッチに使うのは、高性能高容量3.0V/850mAhの「CR2」電池2本です。使用方法と名前も似ているCR123Aと混同してしまいそうですが、CR2に比べると長さも直径も大きめで容量も高めです。
CR123Aは、セサミタッチProやセサミフェイス・セサミフェイスProに使用されています。
また、購入する際は製造日と有効期限、新品であることを確認してください。期限切れの電池や有効期限が近い電池は、保管中に電力が弱まる可能性もあります。
CR2リチウム電池の品質と性能はブランドによって変わってきます。
ノーブランド品は容量不足・電圧降下が早い・自然放電が大きいケースがあり、セサミタッチのような精密機器にはあまりおすすめできません。
そのため、高い品質を維持している信頼できるブランド電池がおすすめです。
おすすめのブランドは、日本の大手電池メーカーのパナソニックや東芝です。品質管理も徹底しており、性能も安定しています。
電池が切れて急に動かなくなることはある?
電池切れで急に動かなくなってしまう可能性があるのであれば不安ですよね。
その点、セサミタッチはアプリで電池残量を確認することもできますし、残量が少なくなるとスマホに通知してくれます。
そのため、知らない間に電池が切れて使えなくなるようなことはないといえるでしょう。
私は電池が完全に切れる直前の状態が知りたかったため、通知がきてもそのまま使用してみました。
すると、残量が少なくなるにつれて、指紋の認証がしにくくなっていきました。そして、赤いランプがつき始めてまもなく、使用できなくなったのです。
そこで、さっそくセサミタッチの電池を注文して交換してみました。
セサミタッチの電池交換方法

今では、セサミタッチとセサミタッチProには、電池交換がスムーズにおこなえる「スライドカバー」がついています。
しかし、セサミタッチ発売初期はスライドカバーがついていないため、両面テープをはがして電池交換をしなければなりません。
そこで、スライドカバーがついている場合とついていない場合の電池交換方法を紹介します。
スライドカバーがついている場合は5ステップで電池交換完了!
スライドカバーがついている場合は、電池交換は以下のようにシンプル。数分で交換が可能です。
まずは、セサミタッチ本体裏側の左上に少し飛び出ている「盗難防止用」の小さなネジを外してくださいね。
- 本体を上にスライドさせてセサミタッチのスライドカバーから外す
- 背面カバーを外して古いCR2電池を取り出す
- 新しい電池をプラス・マイナスの向きに合わせてセット
- 背面カバーを戻す
- スライドカバーにセットして盗難防止ネジを留める
これで完了です。特別な工具も不要なので、誰でも簡単にできます。
スライドカバーがついていない場合は3ステップではがす!
セサミタッチにスライドカバーがついていない場合、強力にとまっている両面テープをはがす必要があります。
傷つけずにはがすための3ステップは以下です。
- ドライヤーで温める(代替方法あり)
- ゆっくり引き伸ばす
- 残った粘着剤の処理
1.ドライヤーで温める
ドライヤーを「中温(60℃前後)」に設定し、テープ部分に20〜30秒ほど温風をあててください。温めることで粘着剤がやわらかくなり、はがしやすくなります。
高温になるヘアアイロンなどは、プラスチックや塗装を傷めてしまうのでおすすめしません。
玄関周りに電源がなくドライヤーが使いにくい場合は、以下のような方法もあります。
<電源が取れないときの代替方法>
- モバイルバッテリーや小型ポータブルで電源確保
- 糸やテグスで切り取る
- ぬるま湯を湿布のように当てる
1.モバイルバッテリーや小型ポータブルで電源確保
モバイルバッテリーにAC出力(100V)がついたタイプや、小型ポータブル電源があれば、ドライヤーも使えます。災害時にも助かるので、ひとつ持っておくと便利ですよ。
2.ぬるま湯を湿布のように当てる
タオルをお湯(40〜50℃)で絞って、しばらくテープ部分に押し当てることで、粘着力を弱めることが可能です。ただし、壁紙は湿気でシミになるので注意してください。
3.糸やテグスで切り取る
厚みのある3Mテープ(スポンジ系)をはがすときに有効なのは、歯間フロスや釣り糸です。テープと壁の間に滑り込ませて、少し斜めに「ギコギコ」切ることで、下地を壊さずに分離させることが可能です。
<電源なし作業時の注意点>
- 下地が紙や木材だと湿気でシミ・変形のリスクあり
- 力任せにはがすと下地がえぐれる可能性があるため「時間をかける」
- 糸で切る場合は、 壁や家具に「スレ傷」ができないように糸を少し斜めに当てる
2.ゆっくり引き伸ばす
爪やプラスチックのカード(ヘラ代わり)を差し込み、テープを横方向にゆっくり伸ばすように引いてください。
伸ばしながら引っ張ると粘着力が落ちやすいため、一気に引かず、じわじわ時間をかけるのがコツです。
力任せにはがすと、壁紙や塗装を持っていかれる可能性があるので注意してくださいね。
3.残った粘着剤の処理
残った接着剤は消しゴムでこすることでポロポロ取れます。また、アルコール(消毒用エタノール)を布につけて拭くのも有効です。
市販の「シールはがし液」を少量使うと楽に取れますよ。
ただし、以下のように避けた方がいい方法もあります。
- 金属ヘラやカッターでとる→傷がつきやすい
- 無理に引っ張る→壁紙・塗装が剥がれる可能性大
- シンナーや強溶剤→プラスチックや塗装を痛める
温めてやわらかくしてから、横に伸ばすようにはがすのがコツです。残った粘着は「消しゴム→アルコール→専用リムーバー」の順でおこなうのがおすすめですよ。
条件を満たせばひとり1回1点のスライドカバーが無料でもらえる!

CANDY HOUSEさんの素晴らしいところは、お客様目線のサービスをしてくれるところです。
そのひとつに、セサミタッチ・タッチProをスライドカバーがない時期に購入していた場合、以下のように「ひとり1回1点のみ無料」で提供してくれる嬉しいサービスがあります。
2023/4/16~2023/8/15にセサミタッチ・タッチProをご購入のお客様
製品発送の際にスライドカバーの同梱がない状態で発送されておりますので、弊社より無償でご提供させていただいております。
クーポンコード:slidecover
①対象のお客様は本製品のご購入の際に、お支払い画面にてクーポンコードをご入力いただけますとスライドカバー1点分の割引が適用されます。②このクーポンコードは、2023年04月26日から2023年08月15日までに弊社のホームページからセサミタッチ・タッチProをご購入いただいたお客様に限り、有効です。
③本クーポンコードはお一人様一回限り1点のみ希望の方専用となります。対象期間にセサミタッチ・タッチProのいずれかを2点以上ご購入されたお客様には、別途専用クーポンをご用意いたしますので、本クーポンコードを使用せず、件名を【スライドカバー複数希望】とし、ご購入明細を添えて弊社カスタマーサービス(sesame@candyhouse.co)までご連絡ください。
④一部の対象となるお客様には、メールでのお問い合わせに対して先にスライド電池カバーを配布しておりました。すでにスライド式電池カバーを受け取られている方は、本クーポンのご利用はご遠慮いただけますと幸いです。
電池交換をまだしていない、またはスライドカバーの存在を知らなかったのであれば、連絡してみてくださいね!
電池を長持ちさせるコツと選び方

以下の3つを意識するだけで、電池寿命は大きく変わります。
- 高品質なCR2電池を選ぶ
- 極端な高温・低温の環境を避ける
- アプリで定期的に残量をチェックする
高品質なCR2電池を選ぶ
高品質な電池を選ぶポイントは3つ!
- 信頼できるお店で購入する
- 製造日が新しいものを選ぶ
- きれいな状態のものを選ぶ
おすすめは、正規販売店からの購入です。偽物や粗悪品を避けることができ、性能が保証されています。
また、正規代理店を通さず、海外の直営店や免税店で直接購入して輸入する「平行品」については、当たりはずれがあるので注意しましょう。
たとえ同じメーカーでも古い電池は「新品なのにすぐ切れた」ということにもなりかねないため、製造日が新しいものを選んでくださいね。
電池は保管中も少しずつ劣化するため、製造から時間が経っていない方が、本来の性能を発揮できます。
電池の金属部分(端子)に汚れや傷がないかを確認してみてくださいね。
極端な高温・低温を避ける
リチウム電池は温度の影響を受けやすく、高温では寿命が短くなり、低温では電圧が下がって動作が不安定になることがあります。
そのため、直射日光が当たる場所や冬場の氷点下は避け、できるだけ安定した環境での使用がベストです。
例えば、ドアの向きによっては夏場に直射日光が当たりやすいですよね。
そこで、日差しが強く当たる場合はひさしや日よけシートなどを設置して、ドア全体の温度上昇を和らげるようにしましょう。
また、外気温が伝わりやすい金属製ドアは夏に高温、冬は極端に冷え込みやすくなります。
そのような場合、セサミタッチの裏側(ドアと接する面)に断熱シートやドアクッション材を貼ることで、急激な温度変化を軽減させることも可能です。
また、冬の寒さで一時的に電圧が下がる場合があります。すると、アプリによる認証が不安定になる可能性もでてきます。
そのため「電池がまだ残っている」と表示されていても、早めの交換がおすすめです。
アプリで定期的に残量をチェックする
セサミは電圧の高さを測って電池残量を計算しています。電池が減ってくると電圧も下がるため、%で表示しています。
電池残量が約40%になると「電池残量少」の通知がアプリに届くので、通知が来たらできるだけ早めに電池を交換してくださいね。
実は、電池残量が30%より少なくなると、セサミが自動的に動作を停止して鍵の開け閉めができなくなる可能性もあります。
そのため、40%で通知が来た時点で交換しておくと安心です。
電池の減り方は一定ではありません。温度や使用頻度によって、予想より早く30%に達っしてしまう場合もあるため、注意が必要です。
使い終わったCR2電池の廃棄方法

CR2電池は「リチウム一次電池(充電できないタイプのリチウム電池)」です。乾電池と同じように見えても、処分方法は普通のゴミとは違います。
そこで、以下3つを注意しましょう。
- 自治体のルールを確認
- 端子を絶縁する
- 回収場所(リサイクル協力店)に出す
- 自治体のルールを確認
多くの自治体では「有害ゴミ」「乾電池ゴミ」として分別回収しています。
普通ゴミや燃えるゴミには出さないでくださいね。 - 端子を絶縁する
電池同士が触れてショートすると発熱・発火の危険があります。ビニールテープや絶縁テープで+極・−極をしっかり覆ってから廃棄しましょう。 - 回収場所(リサイクル協力店)に出す
家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラなど)の多くに「小型充電式電池回収ボックス」「乾電池回収箱」が設置されています。
他にも、スーパーやホームセンターなどのリサイクル協力店で回収可能です。
回収箱に入れる際も、端子を絶縁した状態で入れましょう。
セサミタッチの電池切れの不安なく長持ちさせて快適に使う
セサミタッチの初期型はCR2リチウム電池を2本使用して動作します。電池は数か月、または1年以上持つ場合もあるようですが、使用頻度や設置環境によっても大きく変わります。
しかし、実際に使っている方の声を聞くと、3〜4か月で電池が切れてしまったという報告も珍しくありません。私自身も約4か月で交換が必要になりました。
振り返ってみると、以下の点で電池の消耗を早めてしまった可能性はあります。
- ファームウェア更新を気にしていなかった
- 設置場所の温度変化を考慮していなかった
- 湿気・通信環境・使い方への配慮不足
セサミタッチをより長く快適に使うために、今回お伝えした電池の選び方や交換方法などの情報が少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
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