ロールスクリーンは見た目がすっきりしておしゃれな窓周りアイテムとして人気があります。しかし実際に設置してから「思っていたのと違った」「少し使いにくい」と感じるケースも少なくありません。

特に、光漏れや窓の出入りのしにくさなどは、設置して初めて気づくポイントです。ロールスクリーンはカーテンとは構造や使い方が違うため、窓の用途に合わないと不便に感じることもあります。

ただし、特徴を理解して窓の場所や使い方に合わせて選べば、便利でおしゃれな空間づくりが可能です。

本記事では、ロールスクリーンで後悔すると言われる主な理由や、よくある失敗ポイントを整理しながら、後悔しない選び方や向いている窓についてわかりやすく解説します。設置を検討している方は必見です。

ロールスクリーンはカーテンのように選ぶと後悔しやすい理由

ロールスクリーンで後悔する人の多くは「カーテンと同じ感覚で選んでしまうこと」も原因のひとつです。

ロールスクリーンは見た目がすっきりする反面、カーテンとは構造や使い方が大きく異なります。その違いを理解せずに設置すると「思っていたのと違う」と後悔する可能性があります。

ロールスクリーンの特徴

ロールスクリーンは、生地を上に巻き取って開閉するシンプルな構造です。カーテンのように左右に開くのではなく、上げ下げして光の量を調整します。

この仕組みは、窓周りがすっきり見えるというメリットがあります。布が左右にたまらないため、部屋全体がシンプルで整った印象になりやすいのが特徴です。

一方で、布が窓枠ぴったりに密着するわけではないため、隙間に注意が必要です。既製品によっては、窓枠からわずかにズレてしまうことで、光漏れなどが起こり後悔につながってしまうケースもあります。

カーテンとの違い

カーテンは左右に開閉するため、窓の出入りや光の調整が比較的自由にできます。少しだけ開けたり、片側だけ開けたりと細かく調整しやすいのも特徴です。

一方でロールスクリーンは、生地を巻き上げるか下ろすかという操作です。そのため細かい開け方がしにくく、窓によっては不便に感じることがあります。

このように、カーテンとロールスクリーンは見た目だけでなく、日常の使い方も異なります。そのため、窓の用途に合わせて選ぶことが、後悔を防ぐひとつのポイントです。

カーテンとロールスクリーンの違いや後悔しない選び方を知りたい方は、「カーテンとロールスクリーンの違いを解説した記事」をご覧ください。

ロールスクリーンでよくある後悔ポイント5つ

ロールスクリーンの後悔は、いくつかの共通したポイントに集中しています。多くの場合は製品の欠点ではなく「設置場所と相性が合っていない」ことが原因です。

ここでは、以下のような実際によくある例5つを紹介します。

  • 隙間から光漏れする
  • 掃き出し窓だと出入りしにくい
  • 断熱性が弱い
  • 風で揺れて音がする
  • 巻き上げると外から見える

それぞれのポイントについて、理由と対策を紹介します。

隙間から光漏れする

ロールスクリーンで最も多い後悔は、隙間からの光漏れです。

ロールスクリーンは構造上、窓枠との間に数センチの隙間ができることがあります。そのため朝日や街灯の光が横から入り込み「思ったより明るい」と感じることがあります。

特に寝室など、暗さを重視する部屋では気になりやすいポイントです。光漏れについては、遮光性能の高い生地を選ぶこともひとつの方法です。

遮光タイプの選び方や光漏れが気になる方は「遮光ロールスクリーンの選び方を解説した記事」も参考にしてみてくださいね。

掃き出し窓だと出入りしにくい

ベランダに出る掃き出し窓に設置すると、出入りのたびにスクリーンを上げ下げする必要があります。

カーテンであれば左右に開くだけですが、ロールスクリーンは一度巻き上げないと通れません。

そのため、洗濯物を干すときに使用するベランダの窓など、毎日使う場合や何度も通る場合はストレスになりやすいため、設置場所をよく考えて選ぶことが大切です。

断熱性が弱い

カーテンに比べると、ロールスクリーンは断熱性がやや弱いと感じることがあります。厚手のカーテンであれば、生地にボリュームがある分、空気の層ができるため、外気の影響をやわらげやすいでしょう。

一方ロールスクリーンは生地がフラットなので、カーテンに比べると断熱性の効果がやや小さくなります。そのため冬の寒さや夏の暑さをなるべく避けたい場合は、生地の性能や設置方法の確認は必須です。

風で揺れて音がする

窓を開けたときに風が入ると、ロールスクリーンの生地が揺れることがあります。特に軽い生地の場合、窓枠に当たってコツコツと音がするケースも。

例えば、キッチンやリビングの窓を開けて換気することが多い場合、風の強い日にはスクリーンが揺れやすくなることがあります。窓のすぐ近くで長時間過ごす場所では、こうした音が気になる方もいます。

風通しのよい窓に設置する場合は、窓を開けるときにスクリーンを少し巻き上げておくと、気になりにくくなるでしょう。

巻き上げると外から見える

ロールスクリーンは、生地を上に巻き上げると完全に開いた状態になります。そのため、スクリーンを上げていると、外から室内が見えやすくなる可能性も。

例えば、道路や隣家に面した窓では、昼間に光を取り入れようとしてスクリーンを上げると、室内の様子が見えやすくなります。

ただし、生地の種類によっては、光を取り入れながら視線をやわらかく遮るタイプもあります。遮光タイプや外からの視線を遮りながら光を取り入れられる「ミラーレース」生地を選ぶと、スクリーンを完全に巻き上げなくても明るさを確保しやすくなるでしょう。

ロールスクリーンのメリット

ロールスクリーンにはカーテンにはない、以下3つのようなメリットもあります。窓の用途に合えば、非常に使いやすい窓装飾です。

  • 部屋がすっきり見える
  • 小窓に向いている
  • 間仕切りにも使える

それぞれ詳しく見ていきましょう。

部屋がすっきり見える

ロールスクリーンの最大の魅力は、空間がすっきり見えることです。

カーテンは布が横に広がるため存在感がありますが、ロールスクリーンは窓枠の中に収まるシンプルな形状です。そのため、ミニマルなインテリアやモダンな部屋と相性がよくなります。

家具や壁のデザインを引き立てたい場合にも、ロールスクリーンは選ばれやすい窓装飾です。

小窓に向いている

小さな窓では、カーテンよりもロールスクリーンの方がおすすめです。例えば、トイレや廊下の小窓などでは、カーテンだと布が余ってしまい、見た目が重く感じてしまいます。

ロールスクリーンなら窓枠の中に収まりやすく、コンパクトに設置できるため、すっきり見せられます。

間仕切りにも使える

ロールスクリーンは窓だけでなく、間仕切りとして使うこともできます。例えば、収納スペースの目隠しや、部屋の簡易的な仕切りとして使うケースもあります。必要なときだけ下ろせるため、空間を柔軟に使えるのが特徴です。

例えば、収納スペースの目隠し、リビングとワークスペースの簡易的な仕切りとして使うこともできます。扉を付けるほどではない場所でも、ロールスクリーンなら手軽に空間を区切ることができます。

ロールスクリーンが向いている窓

ロールスクリーンは、すべての窓に向いているわけではありません。窓の使い方や設置場所によって、使いやすさが変わります。出入りの少ない窓や小さめの窓に設置すると、すっきり見せたり、操作をしやすくしたりできます。

小窓

トイレや階段、廊下などの小窓ではロールスクリーンを活かしやすいです。カーテンだと布が広がりやすい場所でも、ロールスクリーンであれば、窓枠の中に収まりやすいため、空間をすっきり見せられます。コンパクトな窓では特に、シンプルさが活きます。

キッチン

キッチンの窓では、カーテンよりもロールスクリーンが使いやすいことがあります。布が広がらないため、作業スペースの邪魔になりにくいからです。

例えば、シンクの横の窓や調理台の前にある横長の窓では、カーテンだと布が濡れたり汚れたりすることがあります。ロールスクリーンなら窓の上にすっきり収まるため、布が作業スペースに入りにくくなります。

洗面所

洗面所や脱衣所の小窓でも、ロールスクリーンはよく使われます。限られたスペースでも設置しやすく、すっきり見せられます。

洗面台の横や鏡の近くに窓がある場合、カーテンが濡れてしまったり邪魔に感じてしまうことも。窓枠に収まりやすいロールスクリーンであれば、洗面台まわりのスペースをすっきり保ちやすくなります。

外からの視線が気になるときだけスクリーンを下ろすといった使い方もできるため、プライバシー対策としても取り入れやすいでしょう。

ロールスクリーンで後悔しない選び方

ロールスクリーンは、窓の用途に合わせて選ぶことで満足度が大きく変わります。設置前に以下4つのポイントを確認しておくと、後悔を防ぎやすくなります。

  • 遮光タイプを選ぶ
  • 窓サイズに合わせる
  • 操作方法で選ぶ
  • 設置場所を考える

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

遮光タイプを選ぶ

寝室など暗さを重視する部屋では、遮光タイプの生地を選ぶと安心です。

遮光生地は光を通しにくい構造になっているため、外からの強い日差しを遮ります。特に、西向きの窓は夏場の西日が強く、室内がまぶしくなったり室温が上がりやすくなったりするため、遮光タイプのロールスクリーンが役立つことがあります。

一方で、リビングやキッチンなど日中に自然光を取り入れたい場所では、やわらかく光を通すタイプの生地が使いやすいでしょう。

寝室・リビング・窓の向きなどを考えながら、用途に合わせて生地の性能を確認することが大切です。

窓サイズに合わせる

ロールスクリーンは窓のサイズや取り付け方法によって、使い勝手が変わります。代表的な設置方法は「内付け」「正面付け」の2つです。

内付けはロールスクリーンを「窓枠の内側」に取り付ける方法で、窓周りをすっきり見せられます。ただし、左右に少し隙間ができるため、光漏れが気になる場合があります。

正面付けは、「窓枠の外側の壁や窓枠の正面」に取り付ける方法です。窓全体を覆うため、光漏れを抑えやすいでしょう。

どちらの設置の仕方にしようか悩んだ場合は、以下のようにシンプルに選択するのもひとつの方法です。

見た目のすっきりさを重視→内付け

光漏れを重視→正面付け

操作方法で選ぶ

ロールスクリーンには、以下のような操作方法があります。

  • チェーン操作
  • スプリング式
  • 電動タイプ

それぞれ詳しく解説していきます。

<チェーン操作>
窓の横についているチェーンを引いて、スクリーンを上下させるタイプ。高さの調整は細かくしやすい。大きな窓でも軽い力で操作可能。主にリビングや掃き出し窓など、サイズの大きい窓でよく使われている。

<スプリング式>
スクリーンの下部を手で引いて下ろし、軽く引くと巻き上がるタイプ。チェーンがないため見た目はすっきりですが、高さの細かい調整はチェーン式に比べて難しい。そのため、小窓や使用頻度の少ない窓に向いている。

<電動タイプ>
リモコンやスイッチでスクリーンを上下できるタイプ。高い位置の窓や大きくて重いスクリーンでも簡単に操作可能。最近ではスマートホームと連携できる製品もあり、時間設定で自動開閉が可能なものもある。

毎日開け閉めする窓か、高い位置の窓なのかなどによって、利用しやすい操作方法が変わります。窓の使用頻度や場所を考慮すると、使い勝手のよいロールスクリーンを選びやすくなります。

設置場所を考える

ロールスクリーンは、窓の使い方との相性が大切です。

例えば頻繁に出入りする掃き出し窓ではなく、トイレや洗面所、階段やキッチンの腰高窓などの小窓や、開閉の少ない窓に設置すると使いやすくなります。

窓周りがすっきりすることで、コンパクトな空間でも取り入れやすいのも特徴のひとつです。

このように、窓の役割(出入りか採光か)を考えて設置場所を選ぶと、使い勝手に満足しやすいでしょう。

電動ロールスクリーンなら操作の手間を減らせる!

ロールスクリーンはシンプルな構造ですが、窓の大きさや設置場所によっては、毎日の操作が手間に感じることもあります。

例えば、大きな窓や高い位置の窓では、チェーンを引いてスクリーンを上下するのが大変です。日常生活においては、面倒に感じてしまうことは少なくありません。そこで、そのような負担を減らす方法として「電動ロールスクリーン」があります。主に以下2つのメリットがあります。

  • 操作のストレスがない
  • スマートホームと連携できる

操作のストレスがない

電動タイプは、ボタンやリモコンでスクリーンを上下できます。チェーンを引く必要がないため、リビングの大きな窓や吹き抜けの窓でも操作が簡単です。

例えば、ソファに座ったままスクリーンを下ろしたり、朝に窓を開ける感覚でスクリーンを上げたりできます。

日常的に使う窓ほど、電動ロールスクリーンの便利さを実感しやすいです。

スマートホームと連携できる

電動ロールスクリーンの中には、スマートホームと連携できるタイプもあります。スマートフォンや音声操作で開閉できるため、離れた場所から操作したり、予約して動かしたりすることが可能です。

例えば、朝の決まった時間に自動で開ける、外出時に家中のロールスクリーンをまとめて閉めるなどの使い方もできます。生活スタイルに合わせて操作を自動化できる点も、電動タイプの便利な点です。

ロールスクリーンは窓の用途に合わせて選べば後悔しにくい

ロールスクリーンは見た目がすっきりする一方で、設置する窓の種類や使い方によって「使いにくい」と感じてしまうこともあります。特に光漏れや出入りのしにくさなどは、設置してから気づくケースも少なくありません。

ただし、こうした後悔の多くは、窓の用途に合ったタイプを選ぶことで防ぎやすくなります。例えば、小窓や水回りの窓など、出入りの少ない場所では、ロールスクリーンのすっきりした見た目や操作のしやすさを活かしやすくなるでしょう。

また、光の入り方が気になる場合は遮光タイプを選んだり、操作が面倒に感じる場合は電動タイプにしたりすることで、より便利に使いこなせます。

ロールスクリーンで後悔しないためには、以下のようなポイントを意識して選ぶことが大切です。

  • 光漏れ
  • 窓の使い方
  • 設置場所

さらに、ロールスクリーンは、以下のようなオーダーメイドにすると、窓枠との間に余計な隙間ができにくくなり、光漏れを抑えられます。窓のサイズにぴったり合わせられるため、違和感なく、インテリアになじみやすくなるでしょう。オーダーメイドにするだけでも満足度が、さらに高くなりますよ。

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