必要なときに必要な明るさを提供できるのもスマート照明の特徴の 1つ。今回は、IKEAのスマート照明 KAJPLATSを使って、時間帯に合わせた明るさ・色の調節方法を紹介します。

日中と夜の光

夜間の光は自律神経に影響を与え、睡眠の質を左右するというのは有名な話です。実際どれくらい影響するのかを数値として示すことは難しいかもしれませんが、人間の進化の過程を考えればさもありなん。体感としても、眠くなっているときに強い光を浴びると不快な感じがします。

夜に強い光を浴びると太りやすい、という話も。ただ、こういう健康に関する科学は色々な人が色々なことを言っているので話半分くらいに聞いておくべきかもしれません。

家族で一緒に住んでいる場合、夜間トイレに行きたくなったり、水を飲みたくなったりしたときに、明るすぎる照明で他の人を起こしたくない、ということもあるでしょう。

そういったとき、自動で明るさを落としてくれる照明があると便利です。最近のスマート照明であれば、リモコンのボタンを使い分けことなく、時間に合わせた明るさの自動調整ができます。

今回は、IKEAの KAJPLATSというスマート電球を使って、明るさの自動調節を設定してみます。

KAJPLATSとアダプティブ照明

KAJPLATSは、2026年4月から国内向けに販売が始まった IKEAのスマート照明です。従来の IKEAのスマート照明に比べ、他社製品との接続がより簡単になっています。

IKEA KAJPLATS

また、IKEAのスマート照明には以前からアダプティブ照明という機能がありました。これは時間帯によって照明の明るさや色を自動で変更してくれる機能です。

今回は、明るさの自動調節をアダプティブ照明が担い、on/offは手動、またはセンサー連携などを使って自動でできるように設定します。アダプティブ照明を利用するためには IKEAのハブ、DIRIGERAが必要であることにご注意ください。

アダプティブ照明設定

アダプティブ照明の設定は、IKEA Home smartアプリの製品タブから行います。アダプティブ照明を設定したい製品を選んで、照明を onにしてから右下の虹色パレットのアイコンをタップしてください。

「アダプティブ」タブを選択するとおすすめのスケジュールを選択するか、自身で新たなスケジュールを作成するかを選べます。どちらを選んでも良いですが、夜間の明るさを 5%程度に編集しておきましょう。

これでアダプティブ照明については設定完了です。

点灯時の挙動を「アダプティブ照明」に設定しておけば、リモコンやシーンで起動する際、時間帯に応じて自動で明るさを調節してくれるようになります。

on/off設定

筆者の場合、IKEA照明の on/offにはスマホ(iPhone)のショートカット機能を使っています。ショートカット作成方法については以下の記事をご参照ください。

大まかな流れは以下の通りです。

  1. IKEA Home smartアプリ、シーンタブから新しいシーンを作成
  2. 製品として KAJPLATSを選択 > onにする(または offにする)に設定 > 保存して終了、でシーン作成完了
  3. iPhoneのショートカットアプリから新規ショートカットを作成
  4. 「Home smart」を選択 > 「シーンを開始する」をタップ > 先ほど作成したシーンを変数に入れて、ショートカット作成終了

完成したショートカットは分かりやすい名前を付けて、ホーム画面に追加しておくと、すぐに起動できて便利です。

他社の Matterコントローラによる操作

KAJPLATSは Matter over Threadにより、IKEAのハブがなくとも他社の Matterコントローラへ接続できます。

ただ、他社コントローラで KAJPLATSを操作する場合、アダプティブ照明機能は使えないようです。当方も全ての Matterコントローラを試したわけではないので確かなことは言えませんが、少なくとも Aqara M3ハブではできませんでした。

この場合、明るさの調節は個別で設定する他なさそうです。