スマートスピーカー(Google Nest mini)で実際に使う頻度の高い機能、つまり、便利な機能をランキング形式で紹介します。

スマートスピーカーを使っていると「これってスピーカーじゃないよなぁ」と感じることが多いので、じゃあ本当のところは何なのか、という話を最後にしようと思います。

便利機能ランキング

スマートスピーカーの購入を迷っている方、もしくはスマートスピーカーを買ったもののどう使ってよいか分からないという方を想定しつつ、私自身がよく使う機能をランキング形式で紹介していきます。

私が使っているスマートスピーカーは Google Nest miniなので、ここで紹介するのも Google Nest miniについてです。スマートスピーカーは Apple HomePodや Amazon Alexaも有名で、それぞれの AIはかなり性格が違うようですが、基本的な機能は大きく変わらないと思います。

では早速。

5位:対話機能

「スマートスピーカー」と言えばコレ、「対話機能」です。コマーシャルではこの「対話機能」が紹介されることが多い気がしますが、おそらく機能として紹介しやすいからでしょう。

私がよく聞くのは「今何時?」とか「今日何曜日?」とかですが、極限まで暇なときに近くの美味しいお店を聞いてみたことがあり、行ってみたら意外とおいしかったので新しい発見があるかもしれません。

また、Googleカレンダーと連携していると、「今日の予定は?」と聞くことでカレンダーに記載された予定を確認できます。この Googleカレンダーとの連携については過去記事でも紹介しました。

ただ、これら全てはスマホで解決することではあります。スマートスピーカーを使えるのは自宅の限られた空間だけですし、指を使って検索した方が早い場合も。服を着替えながら、だとか、スマホが手元にないときには助かる機能ではあります。

4位:スマホ or 音声による操作

スマートスピーカーを照明やエアコンと連携させることで、それらを音声で操作できるようになります。ベットから出ずに照明を on/offできたり、服を脱ぎながら暖房を点けられるのは大変便利です。

また、必ずしも音声操作である必要はありません。Google Nestが照明やエアコンと連携していれば Google Homeアプリから、つまりスマホからこれらを操作できます。普段使いではアプリからの操作で十分なので、音声操作は手が離せないときに使うイメージでしょうか。

3位:在宅確認

在宅確認とは、スマホの GPSと連携して家人が「在宅」か「外出中」かを判別する機能です。

これだけだと家族の他のメンバーが自宅にいるかどうかを確認する程度のことしかできませんが、照明やエアコンと連携することで色々と便利なことができます。

例えば、照明と連携すれば家に近づくだけで照明を点灯させることが可能です。エアコンと連携すれば家から離れるだけで自動で offにしてくれて、エアコンの消し忘れを防止できます。

今では家に帰ると照明が点いているのが当たり前になったので存在を忘れていましたが、それぐらい自然に、縁の下から生活をサポートしてくれる機能です。

2位:予定の通知

スマートスピーカーの「スピーカー」の部分をフルに活用するならば音楽を再生するのに使うのがよいのかもしれませんが、私はあいにくと音楽をあまり嗜みませんので、そうした用途で使っておりません。

代わりと言ってはなんですが、「明日の予定」を読み上げさせるために使っております。

上で少し紹介した「Googleカレンダーとの連携」の応用なのですが、夜10時になったときに翌日の予定を読み上げさせることができます。お陰でゴミ出しを忘れることが減りました。

落選:Voicematch

ここまでに「Googleカレンダーとの連携」の話を何度もしてきているのですが、この Googleカレンダーとの連携をするためには実は準備が必要です。

それが Voicematchという設定でして、簡単に言えば「誰がスマートスピーカーに語りかけているのかを判定する機能」でございます。Googleカレンダーの中身は個人のプライバシーに関わりますので、来客中の人が勝手にカレンダーの中身にアクセスしてしまわないよう、声を判別してカレンダーを閲覧できる人を制限しているわけです。

Voicematchを設定していないと Googleカレンダー内の情報を音声で引っ張り出すことはできません。

この機能、家族と一緒に暮らしていたり、頻繁に来客がいらっしゃる方は当然便利だと思うのですが、独り身の私にはあまり関係のない機能でもあります。また、2026年4月に新年度になったためなのか、Voicematchの再設定を要求され、大変面倒だったので、その恨みつらみを込めてランキングから除外しました。独身世帯は Voicematchを offにするような設定ができないものでしょうか。

1位:自動化

既にここまででも少々触れましたが、スマートスピーカーの機能の中で最も重要な機能は「自動化」だと個人的には考えております。

例を挙げると、ドアの開閉をトリガーとして玄関照明をオンにしたり、温度や時刻をトリガーとしてエアコンを切り替えたり、という機能。つまり、何らかの条件をトリガーとしてスマートホーム機器を操作する機能です。

結局、スマホアプリも音声操作も、「それなら普通にリモコンで操作すればいいじゃん」というツッコミを免れません。これであればスマートホームを導入したところで利便性は対して変わらないわけですが、自動化による操作は違います。「スイッチを押す」、「声を発する」などの特定の操作を必要とせず、照明やエアコン操作を完全に自動化してくれます。

この自動化は様々な組み合わせがあり得るため、自身の生活習慣に合わせてカスタマイズできます。まだまだ課題も多い機能ですが、少しずつ改善の傾向が見えるのもよいところ。実際、Google Homeについては 2025年に自動化に関する大幅なアップデートがあり、利便性が向上しました。Google Homeのアップデートについてはこちらの記事で紹介しました。

スマートスピーカー = 自動化のためのハブ

ここまで見ていただいて分かる通り、私自身はスマートスピーカーを「自動化のためのハブ」として利用しています。スマートスピーカーで自動化できるものについては自動化をして、自動化が難しいところでスマホ操作や音声操作をする、という使い方です。

スマートスピーカーは明らかに自動化をメインの機能として設計されていますし、これが正しい使い方であることに疑いの余地はありません。しかし、「スマートスピーカー = 自動化のためのハブ」というイメージは世間一般には広まっていない気がしますし、私も実際に使ってみるまではそういうものだと知りませんでした。

この理由の一つは「自動化」という概念を一般に広く理解してもらうのが難しいからなのでしょうが、だからといってメーカーが「AIとの対話」や「音声操作」の部分のみを宣伝するのはいかがなものでしょう。折角、「自動化」という素晴らしい機能を備えているのに、それが世間に認知されていません。

ということで、改めて、「スマートスピーカーの自動化スゴイ!」ということを声を大にしてお伝えさせていただき、終わりと致します。ありがとうございました。