「スマートホームって、結局何?」「スマートホームにすると何か変わるの?」「スマートホームのメリットは?」「デメリットもあるんでしょ?」スマートホームという言葉を耳にはするものの、実のところよくわからないという方は意外と多いですよね。興味があるにはあるけれど、専門用語が並んでいるのを見てしまうと「もういいかな……。」と思ってしまいませんか?本記事では、スマートホームでできることを子育て中の主婦目線で解説しています。ぜひ、ご覧ください。

スマートホームとは?何ができるの?

スマートホームとは、家の中のさまざまな機械や設備がインターネットに接続されることで、遠隔操作や自動化を可能にします。そのため、外出先から家電を操作したり、日用品の残量を管理して自動で発注したりすることも可能なんです!

他にも、次のようなことが可能になります。

  • 時間帯や動きに応じて、照明のオンとオフや明るさなどを自動化
  • 外出中や帰宅時間に合わせて温度や湿度を調節
  • 外出中でもスマートカメラやスマートドアホンで来客対応
  • 食材を購入する際にスマホで冷蔵庫の中身を把握
  • スマートエネルギーモニターで電気やガスの使用をリアルタイムで可視化
  • 手が離せないときでも、スマートスピーカーの声による操作で家事を進めたり情報を得られる
  • 家中の家電を一括で操作できる など

子どもが小さいうちは、予測できない行動や思わぬ事態を引き起こすことがあります。毎日多くのことに意識を向けながら、家事や育児をこなさなければならないため、親もうっかりしてしまうことがあります。そこで、私の子育てやらかし事件も続けてご覧ください。

 

「鍵がない!誰もいない!家に入れない!」事件

実は私、子育ての中で今でも忘れられないほどのやらかしをしたことがあります。

それは、子どもが小学1年生のときの出来事です。小学1年生は他の学年に比べて帰宅時間が早く、たまにイレギュラーでさらに早く帰宅することがあります。その日もそんなイレギュラーの日でした。

急用で出かけていた私。気づけば子どもの帰宅時間が迫っています。「ギリギリ間に合うくらいかな」と急いで帰宅しました。まだ、子どもの姿は見えません。「よかった。間に合った」ホッとして家に入り、子どもの帰宅を待っていました。

しかし、いつもの帰宅時間が過ぎているのに、いっこうに帰ってくる気配がありません。「遊びながら帰っていて遅くなってるのかな……」さらに10分、15分と時間が過ぎていきます。「……いくら何でも遅すぎる。何かあったのかもしれない!」さすがに心配になった私は、スマホ片手に慌てて外へ出たのです。

すると、玄関に一つのメモが貼られていました。そのメモには子どもの文字で「○○ちゃんはウチにいます。○○より」と書いてありました。

メモしてくれた子は、近所のお友達で2つ上のお姉ちゃんです。急いで迎えに行き話しを聞いたところ、家で留守番をしていたら、うちの子が外でずっと泣いていることに気づいたそうです。理由を聞いて家に誰もいないことを知り、自分の家に入れたとのことでした。

また、途中で私が心配すると思い、メモを書いて玄関に貼ったとのことです。メモをはってくれた時、私はすでに家にいましたが、気づくことができませんでした。

お友達への感謝の気持ちと共に、あの時に感じた不安と恐怖、子どもへの申し訳なさを今でも忘れられません。そして「あー、それ私もやった。」という声が思いのほか多いことに驚きました。

私の場合、低学年の間は家の鍵を持たせることに不安があり、持たせていません。しかし、そんな時「スマートロック」があれば、そのような不安を持つことはありませんでした。なぜなら、スマートロックの施錠は商品タイプによっては、スマホを持っていなくても、暗証番号や指紋認証で鍵を開けられ、外出先から鍵の開閉や開閉履歴と現状の確認が可能だからです。

さらに、スマートホームセキュリティを設置してあれば、単独でインターネットに接続でき、子どもの様子をスマホで確認できます。煙や一酸化炭素の検知機能を備えることで、危険な状況になったときにもスマホに警告してくれるのです。他にも、子どもの帰宅時間に合わせて、快適な室温や明るさにできるのもポイントです。

今の時代、ひとりで留守番していることを知られるだけでも、犯罪に巻き込まれる可能性があります。子どもだけで留守番させることに不安を覚える方も少なくありません。そこで、スマート照明で子どもの帰宅時間の少し前に明かりをつけるようにするだけでも、防犯になります。

スマートホームは便利さだけではなく、セキュリティ面においても安心できる機能が満載な点も、非常におすすめできるポイントです。

 

スマートホームのセキュリティについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>>スマートホームで子どもを守る!子育て中のセキュリティ対策ベスト3

 

朝から外出してもご飯とお風呂を帰宅にあわせて用意できる!

小学生までのお子さんがいる場合、外に遊びに連れていく機会も多いのではないでしょうか。お子さんのタイプにもよるかと思いますが、子どもの運動量は底知れません。子ども本人も間違いなく疲れているはずなのに、楽しさが上回ってしまうため限界を超えて遊ぼうとします。

その結果、帰るときには、すべての体重と信頼を私に預けた抱っこの状態で移動することも珍しくありません。

遊びに行く日は、朝からバタバタと家のことと子どもの仕度に追われます。そのため、目的地に着く前から、ちょっとした疲労感を抱えつつ子どもの遊びに付き合います。

そして、子どもの予期せぬ行動に驚きため息をつきながらサポートすることで、体力がどんどん消耗していくのです。帰宅時は最後の力を振り絞って、力尽きた我が子を抱っこしながら移動します。

そんな状態で帰ってからのご飯づくりは、私にとっては地獄です。しかし、スマホで操作が可能な自動調理器具は、タイマー設定を忘れても帰宅に合わせて外から調理を開始させられます。

他にも、冷蔵庫にある食材を管理するスマート冷蔵庫やアプリで、冷蔵庫内の食材で作れるレシピを提案してくれる最強のバディとなるでしょう。

「美味しい料理を食べさせてあげたい」との気持ちがあっても、頭と体が思うように動かない場合もあります。そんな時は、無理せずスマート家電という最強バディであり最高の執事にお願いすることで、家族の笑顔を増やせますよ。

 

持論!スマートホームとは最強のバディと最高の執事がいる家

朝、最適な時間にカーテンが開けられ、やわらかな朝日で目を覚ます。心地良い音楽と淹れたてのコーヒーの香りが漂う部屋の中。優雅で心地よい朝から1日が始まる。

声をかけるだけで、掃除をしてご飯づくりのサポートをし、足らない日用品を管理して補充。

そして、仕事や外出先から帰宅するまでに、子どもやペットの様子をリアルタイムで教え、繋げてくれる。さらに、掃除機がかけられ洗濯も終わり、夕飯もお風呂の準備も万端。

寝るときは、自分好みの明るさになり、睡眠導入しやすい音楽が流れ、自然と眠りに落ちていく。

スマートホームは、まるで、家の中に自分や家族専用の執事がいるかのように、日常生活のサポートをしてくれます。

ワンオペで頑張りすぎてしまうと、心も体も疲弊してしまいます。ぜひ、スマート家電やアプリなどを使用して、あなたやあなたの家族にとって最強のバディと最高の執事として活躍してもらいましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。